日本のiPS細胞研究の第一人者である京都大学iPS細胞研究所所長
&京都大学教授の山中伸弥氏がノーベル生理学医学賞を見事受賞しました。
今回のノーベル生理学医学賞の受賞は
ジョン・ガードン氏との共同受賞ということです。
iPS細胞は再生医療の切り札として非常に注目されていますが、
今回のノーベル生理学医学賞の受賞で実用化に向けて追い風に
なりそうですね。
山中伸弥教授は神戸大学を卒業後に、整形外科の臨床研修医として
国立大阪病院に勤務していたのですが、手術があまり得意ではなかったようで
普通なら20分ほどで終わる手術で2時間ほどの時間が掛かってしまい、
「じゃまなか」と言われていたんだそうです。
自分には臨床は向いていないと思い研究者を志すようになったんだそうです。
そんな山中伸弥教授はアメリカのグラッドストーン研究所に留学して
そこでiPS細胞の研究を始めました。日本に帰国してからも
研究を続けますが、米国との研究環境の違いに悩まされて
一時はうつ状態になったそうです。
日本とアメリカではやはり研究環境が全然違うんですね。
研究というのは賭けのようなところがありますからね。
今回のノーベル生理学医学賞の受賞によって山中伸弥教授の研究は
注目されるでしょうからiPS細胞による再生医療が実現するのも
近くなるんじゃないでしょうか。
ただ倫理的問題な問題もありますからそのあたりの問題を
どうクリアしていくかがポイントですね。
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